ERPC、新拠点フランクフルト・シカゴを含む大規模拡張を発表。よりスケーラブルかつ堅牢なインフラへ進化

ERPC、新拠点フランクフルト・シカゴを含む大規模拡張を発表。よりスケーラブルかつ堅牢なインフラへ進化

ERPC、新拠点フランクフルト・シカゴを含む大規模拡張を発表。よりスケーラブルかつ堅牢なインフラへ進化

ELSOUL LABO B.V.(本社: オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO: 川崎文武)は、提供するグローバル規模の Solana 特化型 RPC サービス「ERPC(Solana Enhanced RPC)」において、新たに フランクフルト(ドイツ)シカゴ(アメリカ) を拠点に加え、世界各地へ向けた大規模拡張を実施したことをお知らせします。あわせて既存の ニューヨークアムステルダム東京 のハイパフォーマンスノードを増強し、これまで以上にスケーラブルで堅牢なインフラを構築しました。

ERPC (Solana Enhanced RPC) とは

ELSOUL LABO B.V. が展開する ERPC は、Solana ブロックチェーンとアプリケーションをつなぐ RPC・gRPC サービス です。世界中に配置された 300 以上のエッジサーバー を通じ、ユーザーのリクエストを最適ルートへ振り分けることで、どの地域からでも低遅延かつ安定した通信を実現します。

高速かつ安定したパフォーマンスは、大規模なトレードフローや高頻度取引を行うトレーダー層にも高く評価されており、Solana 上のトランザクションをスムーズに処理して分散型アプリケーション(dApp)の安定運用を支えています。

新拠点追加と既存拠点の大規模拡張

今回のリリースにより、フランクフルトシカゴ が新たに ERPC ノード拠点として加わりました。これによりヨーロッパおよび北米におけるネットワークカバレッジが大幅に強化され、より多くのユーザーに対して低遅延かつ安定した接続を提供できるようになります。
あわせて、既存の ニューヨークアムステルダム東京 におけるハイパフォーマンスノードの大規模拡張を実施し、さらなるトラフィック増にも対応可能な強固なインフラを構築しました。

  • フランクフルト拠点: ヨーロッパの中心的通信拠点として、主要都市からのアクセスを高速化
  • シカゴ拠点: 北米における取引需要を支える重要地域として、アメリカ中西部やカナダ方面からの通信を最適化
  • ニューヨーク・アムステルダム・東京ノードの拡張: 従来ノードの処理性能とリソースを強化し、高負荷環境下でも安定した接続を提供

新インフラアップグレードによる性能向上

今回の拡張に合わせ、ERPC プラットフォームインフラをアップグレードしました。リージョンごとのハイパフォーマンスノードが協調して効率よく動作する仕組みをさらに強化し、複数拠点で同時に高負荷が発生しても低レイテンシを維持できるよう設計されています。

  • Rust 製ハイパフォーマンスプロキシへの刷新
    従来のプロキシ構成から Rust 製の最新プロキシに置き換えることで、単体ノードの処理性能が約 3 倍に向上
  • スケーラブルで堅牢なネットワーク設計
    新たなノードの追加や既存ノードの最適化により、高可用性と堅牢性を同時に実現

今後の展望

ELSOUL LABO B.V. は、Solana ネットワークの分散性とパフォーマンス向上を目指し、今後も各国へのエッジデータセンター設置を拡大していきます。

特に、ERPC を通じて提供する超低遅延の通信環境は、DeFi、NFT、GameFi など多様なユースケースにおいて不可欠な要素であり、エコシステム全体の発展を支える基盤としてさらに強化していく予定です。

参考リンク

ELSOUL LABO B.V. は、世界各地のノード拠点を活かした低遅延かつ堅牢な通信インフラを今後も拡充し、Solana ならびに分散型インフラの持続的発展に貢献してまいります。