ERPC、フランクフルトリージョンの Solana Geyser gRPC 基盤を大規模強化。需要急増に対応し、業界最速水準の低遅延配信を恒常的に拡張

ERPC、フランクフルトリージョンの Solana Geyser gRPC 基盤を大規模強化。需要急増に対応し、業界最速水準の低遅延配信を恒常的に拡張

2026.01.15
ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO:川崎文武)および Validators DAO が運営する ERPC は、フランクフルト(FRA)リージョンにおける Solana Geyser gRPC 共用エンドポイントについて、需要の急増に対応するためのネットワーク改善および大型ノードの追加を完了したことをお知らせいたします。
本対応により、フランクフルトリージョンの Geyser gRPC は、従来よりも大規模なトラフィックを安定して処理できる構成へと移行しており、現在はレイテンシおよび配信安定性の両面において、業界最速水準の低遅延ストリーミングを継続的に提供できる状態となっています。

フランクフルトリージョンにおける Geyser gRPC 需要集中の背景

フランクフルトリージョンは、Solana バリデータが世界で最も高密度に集積しているリージョンであり、Geyser gRPC を含むリアルタイムデータ配信において、構造的に需要が集中しやすい特性を持っています。
Solana では、ブロック生成を担うリーダーが短い周期で切り替わり、通信の起点が常に移動します。この構造においては、特定の単一点に近いことよりも、主要ノードやバリデータが集積するネットワークに近接している確率が高いことが、実運用上のレイテンシや再送率、失敗率に直接影響します。
その結果、インデクサ、トレーディング、バックエンド処理、監視用途など、負荷特性の異なるユースケースがフランクフルトリージョンの Geyser gRPC 共用エンドポイントに集中し、直近では接続数およびストリーム要求が急増していました。

観測された事象と調査結果の整理

需要急増の過程において、一部の時間帯でランダムなブロック遅延として観測される事象が発生していました。
ERPC では本件について、Geyser gRPC 配信経路、内部プロキシ処理、ネットワーク制御を含む複数レイヤーにわたる調査を実施しています。その結果、本事象は障害や実装不具合ではなく、以下の要因が重なったことによるものであることを確認しました。
フランクフルトリージョンにおける Geyser gRPC ストリーム需要の急増により、共用リソースへの負荷が短時間に集中したこと、ならびに、一部に配信品質全体へ影響を及ぼす問題のある接続が存在していたことが主因です。
なお、本事象はフランクフルトリージョンに局所的なものであり、他リージョンや ERPC 全体のネットワーク基盤に波及するものではありませんでした。

実施した基盤強化と運用改善

今回 ERPC が実施した対応は、一時的な緩和措置ではなく、今後の需要増加を前提とした恒常的な基盤強化です。
まず、フランクフルトリージョンの Geyser gRPC 共用エンドポイントを支えるネットワーク構成を刷新し、内部経路および制御ロジックの見直しを行いました。これにより、負荷集中時における経路の偏りや処理のばらつきを抑制しています。
あわせて、新たな大型ノードを追加し、Geyser gRPC ストリーム処理能力を大幅に拡張しました。共用エンドポイントとしてのスケール特性を強化することで、従来よりも高い同時接続数およびデータ量を安定して処理できる構成へ移行しています。
調査過程で確認された問題のある接続については、すでにクリーンアップが完了しており、現在は快適な状態で運用されています。また、同様の接続を検知した際に即座に対応できる運用オートメーションを整備しており、将来的に同種の事象が発生した場合でも、迅速な復旧が可能な体制を構築しています。

現在の稼働状況と配信品質

これらの対応完了後、フランクフルトリージョンの Geyser gRPC 共用エンドポイントは、レイテンシおよび配信安定性の両面で安定していることを確認しています。
ランダムなブロック遅延は解消されており、現在は通常どおり、業界最速水準の低遅延 Geyser gRPC ストリーミングを継続的にご利用いただける状態となっています。

全リージョン基盤アップグレードとの位置づけ

今回のフランクフルトリージョンにおける基盤強化は、2025年12月に実施した全リージョン Geyser gRPC 基盤アップグレードの延長線上に位置づけられます。
全リージョンを対象としたストリーミング基盤の刷新および Rust 製グローバルプロキシの改善により、Geyser gRPC 全体のレイテンシとばらつきはすでに大きく改善されています。今回の対応は、その設計思想を、最も需要が集中するフランクフルトリージョンに対して適用したものです。
ERPC では、需要増加に対して制限や縮退で対応するのではなく、基盤そのものを強化することで吸収する方針を一貫して採用しています。 今後も引き続き、全リージョンにわたる Geyser gRPC をはじめとしたすべての Solana 通信基盤の安定稼働と高品質な配信を維持するための改善を継続してまいります。

価格および契約タイミングについて

ERPC が提供する Geyser gRPC を含む Solana 向けインフラサービスは、2026年2月より新価格が適用されます。
これに先立ち、2026年1月はオープン価格にて契約を開始できる最終期間となっており、同月中に契約を開始された場合、またはすでに契約中の場合、その契約が有効である限り、同一料金が維持されます。
新価格の詳細は、すでに ERPC 公式サイト上にて公開されています。
現行オープン価格の確認、フリートライアルの開始、契約開始および構成相談については、Validators DAO 公式 Discord にて承っています。

ご利用・相談について

フランクフルトリージョンの Geyser gRPC 共用エンドポイントを含む最適なリージョン構成、gRPC 単体プランおよび gRPC Bundle プランの選定、既存構成からの移行設計については、Validators DAO 公式 Discord にて個別相談を承っております。
Validators DAO 公式 Discord: https://discord.gg/C7ZQSrCkYR
ERPC 公式サイト: https://erpc.global/ja
日頃より ERPC をご利用いただいているご利用者の皆様に、心より御礼申し上げます。